2006年 06月 23日
Toast Masters |
英語圏で生活すれば労せずして英語がぺらぺらになるなどという幻想を抱いている人はそんなにいないと思うのだけれども、使わなきゃモノにならない、というのと同時に、意識しなきゃ伸びない、それが外国語である英語。まいにちの言葉は自然に身についていくとしても、スピーチだとか議論だとかそういうテクニックがいるものは、やはり、努力もしないとなかなか伸びないのだな、というのが、アメリカに住んで2年での感想。
帰国子女で幼少の頃から口にしてきたとか、特別語学センスがいいとか、そういう人を除いてやはり普通の日本人にとっては、いつまでもなくなりはしない悩みでしょうね、第二外国語でどこまで勝負できるかと言うのは。
わたしが日本で一緒に働いていた人は、2・3年の海外赴任を経て、英語での業務執行には支障のないかたが多かったんですが、それでも「ガイジンと飯を食うのは疲れる」「英語でプレゼンしろとか言われたら逃げる」という人が多かったです。
海外生活のスタイル-学生だったか社会人だったか、親しい外国人が周りにおおくいたか、行った場所(日本語での情報収集が全く困難でサバイバルを強いられるか、サンフランシスコのように日本語情報があふれているか)、「日本人として」もしくは「その国の人と同じ扱いで」滞在したか、そして本人の語学センスも影響して、周りの海外在住日本人の友人をみても、滞在期間と英語力は全く比例しません。
私の場合、英語を勉強しにきたのではなく、仕事をしにきているわけなので、使えればいいと割り切っております。そもそも私、女性に多い「語学好き」ではなく、趣味で英会話に通ったりは絶対にしないタイプ。仕事で使うためにしぶしぶ勉強した口なので(笑)、ネイティブみたいな発音でしゃべりたいとかあまりないんです。そりゃ、できたらいいけど、日本語発音でもわかってもらえるほうが全然優先。
現在担当しているクライアントは米系企業しかないので日本語を使う機会は日本に子会社があったりする場合だけで、仕事上は98%のやり取りは英語でしています。それだけ英語を使えば上手になるはず、と思ってました。確かに読むのと書くのは著しく早くなりましたし、しゃべりも普通のコミュニケーションに困ることはないです。
ただ、シニアになればなるほど、どんな仕事でもそうでしょうが、コミュニケーション能力が重要になってくる。作業だけやってればいいなら楽なんですが、お客さんの質問に答え、ちゃんとディスクロージャーするように説得し納得させ、契約料の値上げを申し入れ、部下を鼓舞し、上司に言い訳し、たまには冗談のひとつもとばし、って、考えたら日本でもだいぶ苦労してきたこと、第二言語でやるとなれば、大変で当たり前。
私は、自分の「専門的知見」の内容には自信があったのに、しゃべりに説得力がなかったゆえに苦労した。。。と感じることは恥ずかしながら今でもしょっちゅうで、そこだけはどうしても超えたい、というか、2年もいてそこまで到達していない自分はきっと甘い、もう少しがんばらなきゃいけないな、と思うことしきりだったのが2005年決算期なのでした。
で、やはり今回かえってきた人事考課では、いままで以上に「もっとシニアなロールを積極的にこなすこと」「クライアントのキーパーソンとのコミュニケーションをもっともっと自信をもっておこなえるように」と、仕方ないけれど、ぐさりぐさりと痛いところをつかれました。
ということで、仕事もひと段落した4月より「プロジェクト英語」に取り組んでおります。
まず、だいぶ前にitohhiroさんのところでみてずっと気になっていたToastmastersにいきはじめています。
(ところで私が、最近トーストマスターズにいってる、というと、日本人のうち3人に2人はゴーストバスターズ?と聞き返されるんですよね。笑。確かに発音にてるけど、いったい、ゴーストバスターズで私が何をするというのでしょ。)
More
帰国子女で幼少の頃から口にしてきたとか、特別語学センスがいいとか、そういう人を除いてやはり普通の日本人にとっては、いつまでもなくなりはしない悩みでしょうね、第二外国語でどこまで勝負できるかと言うのは。
わたしが日本で一緒に働いていた人は、2・3年の海外赴任を経て、英語での業務執行には支障のないかたが多かったんですが、それでも「ガイジンと飯を食うのは疲れる」「英語でプレゼンしろとか言われたら逃げる」という人が多かったです。
海外生活のスタイル-学生だったか社会人だったか、親しい外国人が周りにおおくいたか、行った場所(日本語での情報収集が全く困難でサバイバルを強いられるか、サンフランシスコのように日本語情報があふれているか)、「日本人として」もしくは「その国の人と同じ扱いで」滞在したか、そして本人の語学センスも影響して、周りの海外在住日本人の友人をみても、滞在期間と英語力は全く比例しません。
私の場合、英語を勉強しにきたのではなく、仕事をしにきているわけなので、使えればいいと割り切っております。そもそも私、女性に多い「語学好き」ではなく、趣味で英会話に通ったりは絶対にしないタイプ。仕事で使うためにしぶしぶ勉強した口なので(笑)、ネイティブみたいな発音でしゃべりたいとかあまりないんです。そりゃ、できたらいいけど、日本語発音でもわかってもらえるほうが全然優先。
現在担当しているクライアントは米系企業しかないので日本語を使う機会は日本に子会社があったりする場合だけで、仕事上は98%のやり取りは英語でしています。それだけ英語を使えば上手になるはず、と思ってました。確かに読むのと書くのは著しく早くなりましたし、しゃべりも普通のコミュニケーションに困ることはないです。
ただ、シニアになればなるほど、どんな仕事でもそうでしょうが、コミュニケーション能力が重要になってくる。作業だけやってればいいなら楽なんですが、お客さんの質問に答え、ちゃんとディスクロージャーするように説得し納得させ、契約料の値上げを申し入れ、部下を鼓舞し、上司に言い訳し、たまには冗談のひとつもとばし、って、考えたら日本でもだいぶ苦労してきたこと、第二言語でやるとなれば、大変で当たり前。
私は、自分の「専門的知見」の内容には自信があったのに、しゃべりに説得力がなかったゆえに苦労した。。。と感じることは恥ずかしながら今でもしょっちゅうで、そこだけはどうしても超えたい、というか、2年もいてそこまで到達していない自分はきっと甘い、もう少しがんばらなきゃいけないな、と思うことしきりだったのが2005年決算期なのでした。
で、やはり今回かえってきた人事考課では、いままで以上に「もっとシニアなロールを積極的にこなすこと」「クライアントのキーパーソンとのコミュニケーションをもっともっと自信をもっておこなえるように」と、仕方ないけれど、ぐさりぐさりと痛いところをつかれました。
ということで、仕事もひと段落した4月より「プロジェクト英語」に取り組んでおります。
まず、だいぶ前にitohhiroさんのところでみてずっと気になっていたToastmastersにいきはじめています。
(ところで私が、最近トーストマスターズにいってる、というと、日本人のうち3人に2人はゴーストバスターズ?と聞き返されるんですよね。笑。確かに発音にてるけど、いったい、ゴーストバスターズで私が何をするというのでしょ。)
More
▲
by lat37n
| 2006-06-23 18:36
| ENGLISH