2006年 07月 11日
Anderson Valley |
東海岸から友人が訪問してくれていて、ワイナリーに行ってみたいとの由。
California Wineと言えばNapaなんですが、地元の人間らしく、ちょっとした穴場にいってまいりました。
(というか、自分が行ってみたかったので、友人にNapaよりお勧めの場所があると炊きつけてこっちに誘導したというのが正直なはなし。笑)
ということで、サンフランシスコから北に2時間半から3時間にいったAnderson Valleyへ。この界隈には、Napaほど暑くならないため、気難しい葡萄であるピノ・ノワールをメインにワインを造っているエリアがあります。Dry Creek, Russian River, そして今回でかけたAnderson Valley. ナパほど観光地化されていない分ちょっと手間はかかりますが(予約が必要だったり、遠かったり)優雅な気分を味わえて素敵な小旅行でした。
Esterlina
ここは、Starlingというナパの有名ワイナリーが経営母体なんですが、ピノが有名なワイナリーです。そして、結構な数のワイナリーに行ってまいりましたが、私にとって、間違いなくいまのところ最高のホスピタリティを感じられた場所。
予約が必要な小さなワイナリーで、メインロードであるCA128号線から砂利道を丘の上まで10分ほど上ります。到着すると、 ワイナリーの皆さん、私の到着を見越してて、口々に名前をよんで近づいてきては、「迷わなかった?わかりにくくなかった?」「ランチ持ってくるっていってたよね、上のテラスで食べるといいよ」と、高飛車な商売しているワイナリーが多い中なんともアットホームな歓迎を受けます。
岡の上から谷を見晴らす美しい光景を見ながら、綺麗なテラスでピクニックランチを楽しみながら、出していただく試飲ワインを次々楽しむ、至福~。サーブしてくれる女性もとても感じがよく、優しいひとでした。
しかも、ここ、テイスティング無料なんです。すばらしい。その場にいた誰もが胸を打たれ?かなり大量のワインを購入しました。
Roederer
スパークリングワインを造っている綺麗なワイナリー。スパークリングだけで飲み比べることって、普通そんなに無いので、とても新鮮。各種類のスパークリングを比べられるので、「このワインとこのワインで泡の大きさが全然違うんだー」だとか、一番いいグレードのものが「バターのような香り。。。」と書いてあってふーん、と思いながら飲むと、本当にとろけるような口ざわりでびっくり。
もともとはホワイトハウスにおろすためにだけ作っていたと言うスパークリングワインと、あと、ここのピノが安い割りに非常においしかったのでそれも購入。
Golden Eye
最後にたどり着いたワイナリー。非常に整備の行き届いた美しいワイナリーなんですが、混雑もせず、テラスに座ってゆったりテイスティングできます。私たちは4時のクローズの直前についた最後の客だったんですが、せかされることもなく、落ち着いてテイスティングできました。ここのピノ、私はとても好き。友人も「このブドウ畑を見ながらワインを飲んでると貴族になったような気分だ」とのこと。
ちなみにAnderson Valleyへの往復は、行きは101Northをサンフランシスコから北上しましたが、帰り、時間に余裕があったこともあって、山越えして海岸沿いのCA1号線まで出て、海岸ドライブをたのしみました。
海岸ドライブ、といってもものすごく起伏のあるがけっぷちの道、ガードレールすらないポイントが一杯。非常に綺麗な道で最高の景色を楽しめましたが、ワインを積んで重くなった車でのドライブは実はかなりスリリングだったそうで、後から運転してくれた友人に「実は手のひら、汗でびっしょりになってた」と打ち明けられました。・・・のんきに写真撮ってて、ごめんなさい。笑。
こういうパーフェクトな休日もありな7月のベイエリア。
スミマセン、更新が滞っているのは、うすうすご察知のとおり「遊びつかれ」でございます。笑。
パソコンの調子も悪いんです。で、写真は友人の提供になります。まかり間違ってこのページにたどり着いていたら、ありがとう!笑
by lat37n
| 2006-07-11 03:27
| Travel